H30年7月24日〜第一回スポーツ研究会を開催〜
“鍛える”という言葉を聞くとどういうイメージを持つだろうか? 多くの方は「筋力トレーニング」を思い描くかもしれない。しかし、筋力トレーニングをし、筋力さえつけば早く走ったり、高く飛んだりすることができるのだろうか。筋力トレーニングを全否定するつもりはないが、その考えは偏りがあると言える。その課題を学生と一緒に考えるべく、110mハードル手動計時日本最高記録保持者である平岩時雄さんを講師に招いてスポーツ研究会を開催した。研究会の中では特に走ることを題材とし、以下の2点を題材として実技講習を行っていただいた。
1. 動き方と移動の技術は筋肉の強さではない
2. 動き方は繊細な技術であり、その技術を獲得することが先決である
近年、競技によっては筋力トレーニングを行う必要はないと言われる競技も少なくありません。
スポーツの競技特性によって何を“鍛える”のか? 今一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。

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